住宅が火事になったとき、人が死ぬ原因で多いのは 「逃げ遅れ」です。
火事に気が付くのが遅くて、逃げることができなかったからです。
住宅用火災警報器は、火事で煙が出たり、部屋の温度が高くなったりするのを感じると、声や音で火事が起きたことを 知らせます。
どんな住宅にも 住宅用火災警報器をつけることが 法律で決められています。
まだ住宅用火災警報器を つけていない時は、あなたや家族の命を守るために、すぐにつけてください。
マンションを 借りて住んでいる人へ
マンションに住んでいて警報器がついていない場合は マンションの管理会社に 相談してください。
住宅用火災警報器には どのような種類が ありますか。
煙式警報器と 熱式警報器2種類があります。
<煙式警報器>
寝室*・階段・台所などにつけます。警報器が 煙を感じると 音や声で 火事が起きたことを 知らせます。
*寝室⇒寝る 部屋
<熱式警報器>
台所・車庫などに つけます。住宅用火災警報器の まわりの温度が 決められた温度以上になると 音や声で火事が起きたことを 知らせます。
どこにつけるのが 良いですか
台所と寝室に つけるのが良いです。寝室が 2階以上にある時は 階段にも必要です。
どこで買うことができますか
家庭用の電気製品を 売っている大きい店、ホームセンターなどで買うことができます。住宅用火災警報器は、法律で構造、機能などが 決まっていることがあります。決まりに 合っているものは マークがついています。買う場合は このマークがあるものを買ってください。
住宅用火災警報器を 部屋につける時に 相談することができますか。
警報器を買ったが、部屋につけることがむずかしい場合は 消防署の職員が訪問して、警報器をつけるのを手伝います。高齢者や障がい者の世帯の方は住んでいる 区の消防署総務・予防課予防担当まで 相談してください。