狂犬病の 予防注射を かならず 受けてください。
犬の飼い主は、一年に1回 飼い犬に 狂犬病の 予防注射を 受けさせなければいけません。
法律で 決まっています。
狂犬病ウイルスに 感染している 犬、ネコ、キツネ、コウモリなどが 人を かむと、人も感染します。
人は ウイルスに感染すると、潜伏期*が 2週間以上あります。
その 後けいれん*、騒ぐ、麻痺*、昏睡*などの 神経に 関係した 症状が 出ます。
一度狂犬病になると だいたい100%の人が 死亡します。
*潜伏期⇒病気の 原因になる 菌や ウイルスが 体に入ったが、まだ 症状が 出ない間
*けいれん⇒筋肉が 急に縮んで 強い痛みが 出る症状
*麻痺⇒神経や筋肉が 正しく働かなくなる症状
*昏睡⇒ひどい病気や薬が原因で 気を失って、なかなか目が覚めない状態
狂犬病を 治す方法は ありません。
もし狂犬病に感染した動物に かまれたら、潜伏期の間に ワクチンを 接種して、病気の症状が出るのを 防がなければなりません。
(1)登録した犬に毎年1回、狂犬病の予防注射を受けさせて、狂犬病予防注射済票を 受け取ってください。
(2) 狂犬病予防注射済票を 受け取るには 手数料550円が 必要です。
狂犬病(予防注射済票は犬の首輪などに かならずとり付けてください。
(3) 区役所は 毎年犬の登録をしている 飼い主に、「狂犬病予防注射の お知らせ」を 郵便で送ります。お知らせは封筒に入れて3月10日から20日ぐらいの間に 送ります。
狂犬病予防注射を 受けるときは、封筒の中の『狂犬病予防注射済票交付申請書』を 切り離さないで持っていってください。
横浜市では、毎年4月に それぞれの区が用意した出張会場で狂犬病予防注射の接種を 行っています。新型コロナウイルス感染症などの理由で 中止になることがあります。
<費用>
犬を飼うためには 区役所で登録することが 法律できまっています。
・初めての予防注射
注射代3,100円+登録料3,000円+注射済票代550円= 6,650円
・2回目からの 予防注射
注射代3,100円+ 注射済票代550円=3,650円
横浜市内の 動物病院でも 狂犬病の予防注射を 受けることが できます。
横浜市の 委託*を受けた動物病院と委託を受けていない病院で値段が変ります。
料金のことは動物病院に問い合わせてください。
*委託を受ける⇒Aの仕事の中で、 決まった仕事だけBが代わりにすること。
この文の中では 横浜市の仕事<狂犬病の 予防接種>を動物病院が 横浜市に代わって行うこと。